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【個別株】ファーストリテが上場来高値更新、堅調な3Q決算受け買い戻し

2019/07/12

カジュアル衣料の「ユニクロ」を世界展開するファーストリテイリング(9983)は4日続伸して6月21日につけた上場来高値を3週間ぶりに更新。午前11時17分時点では前日比1620円(2.4%)高の6万9270円で推移している。

 11日の通常取引終了後に発表した今2019年8月期の第3四半期累計(18年9月~19年5月期)連結決算(IFRS)は堅調な内容だった。朝方は材料出尽くし感から短期の利益確定売りが先行したが、一巡後はカラ売りの買い戻しを巻き込んで上値を試す展開となっている。

 第3四半期累計では売上収益が1兆8228億円(前年同期比7.0%増)、純利益も1586億円(同7.0%増)と増収増益。直近の第3四半期(19年3~5月期)に限った同利益も446億円(前年同期比1.1%増)と増益を確保した。国内ユニクロ事業は伸び悩んだが中華圏を中心に海外ユニクロ事業が拡大。ジーユー事業も好調だった。当期純利益1650億円(前期比6.6%増)などの通期予想は据え置いた。直近の信用残動向で当社株は売り残76万3800株に対して買い残は16万8700株で取組倍率は0.22倍と大幅な売り残超過の状況。苦しくなった売り方が買い戻す動きもあるようだ。日銀による継続的な上場投資信託(ETF)買いで浮動株が極端に少なくなり需給がタイトな状況が続いている。