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【個別株】オリンパスが急騰して新高値、純利益2.4倍の2Q決算を評価

2019/11/07

オリンパス(7733)がまとまった買い注文が集めて急騰。10月16日につけた年初来高値を更新し、午前10時1分現在では前日比228円(15.5%)高の1704円で東証1部の値上がり率銘柄ランキングの2位になっている。

 6日の引け後に発表した今2020年3月期の第2四半期累計(19年4~9月期)連結決算(IFRS)が好調な内容だったことを評価する買い注文が寄り付き段階から膨らんだ。売上高は3891億8900万円(前年同期比1.9%増)、純利益が360億6300万円(前年同期は54億9400万円の赤字)で、直近の第2四半期(19年7~9月期)の同利益は274億2600万円(前年同期比2.4倍)と大きく伸びた。主力の医療用内視鏡が中国などで販売が伸びたほか、過去の不正会計を巡る訴訟の和解金やデジカメ工場の閉鎖費用などが消えて採算が一気に改善した。

 売上高8000億円(前期比0.8%増)、当期純利益630億円(同7.7倍)などの通期予想は変えていないが、同利益の進捗率は約57%と高く、今後の上振れを期待する投資家が増えているもよう。同時に医療分野へ経営資源を集中する新たな経営戦略も公表しており、これが前向きに評価されている面もありそうだ。