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【個別株】日本電産は買い一巡後に下落、新型肺炎の影響などを懸念

2020/01/24

 日本電産(6594)は買い先行で始まったが一巡後には値を消して続落。午前10時1分時点では前日比520円(3.3%)安の1万5055円で推移している。
 23日の引け後に今2020年3月期の第3四半期累計(19年4~12月期)連結決算(IFRS)を発表。同時に通期予想を下方修正し、売上高は1兆6500億円から1兆5500億円(前期比5.1%増)、営業利益も1500億円から1400億円(同7.8%増)にそれぞれ減額した。足元の需要などを見直したという。ただ、直近の第3四半期(19年10~12月期)の同利益は326億円(前年同期比15.2%増)と5四半期ぶりに増益に転換。永守重信会長兼最高経営責任者(CEO)が決算説明会で「だいたい大底を打った」と述べたほか、決算と同時に発行済株式総数の1.36%にあたる400万株、金額で500億円をそれぞれ上限に自己株式の取得計画を明らかにしたことも朝方の買いを誘った。もっとも、PERなどバリュエーション面ではもともと割高感があるほか、中国における新型肺炎の影響を懸念する投資家も多く上値を買い進む動きは限られた。