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【個別株】日産自が大幅続落で09年来の安値、最終赤字の3Q決算を嫌気

2020/02/14

 日産自動車(7201)は売り先行で大幅に5営業日続落。2009年7月以来およそ10年7カ月ぶりの安値をつけており、午前9時25分時点では前日比47・5円(8.4%)安の521円で取引されている。時価総額は約2兆2100億円に低下してSUBARU(約2兆1700億円)に迫っている。
 13日の取引終了後に発表した今2020年3月期の第3四半期累計(19年4~12月期)連結決算が売上高7兆5072億円(前年同期比12.5%減)、純利益392億円(同87.6%減)と不振だったことが嫌気されている。北米や欧州、日本など世界各地で販売台数が減少し、直近の第3四半期(19年10~12月期)は260億円の最終赤字(前年同期は704億円の黒字)だった。これを受けて通期予想は売上高を10兆6000億円から10兆2000億円(前期比11.9%減)、当期純利益も1100億円から650億円(同69.6%減)にそれぞれ減額。未定だった期末配当は見送ることも明らかにした。ただ、この予想には新型コロナウイルスの感染拡大に伴う工場の操業停止などの影響は含まれておらず、さらに下振れする公算が大きい。当社は中国市場への依存度が高く、来21年3月期への影響を懸念する投資家も多い。