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【個別株】スバル興業は買い一巡後に値を消す、大幅増配効果は限定的

2018/12/07

 道路補修が主力のスバル興業(9632)は反発して始まったが、買い巡後は値を消す展開で午前9時58分時点では前日比40円(0.7%)安の5560円で推移している。6日の引け後に発表した今2019年1月期の第3四半期累計(18年2~10月期)連結決算が堅調な内容だったうえ、期末配当予想を大幅に上方修正しており、これらを素直に好感した買い注文が先行した。

 同期の売上高は188億1600万円(前年同期比10%増)、純利益が15億7400万円(同5%減)だった。主力の道路関連事業を除くレジャー、不動産事業が減益だったが、直近の第3四半期(18年8~10月期)だけでは純利益が前年同期比55%増と第2四半期までの減益ペースから急激に盛り返しており、当期純利益19億7000万円(前期比6%減)などの通期予想は据え置いた。

 同時に期末配当予想を従来の50円から140円に上方修正し、50円の普通配当に加えて90円の特別配当を実施することも明らかにしている。ただ、決算は予想の範囲内で、増配も特別配当の形を取っており今期かぎりという観測からインパクトは限定的と受け止められているようだ。