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【個別株】ほくほくFGなど地銀株に新安値が増加、一段の金利低下を懸念

2019/02/08

 銀行株がほぼ軒並み安で七十七銀行(8341)や滋賀銀行(8366)、ほくほくフィナンシャルグループ(8377)、四国銀行(8387)など地銀株に昨年来安値を更新するものが増加。傘下に北陸銀行と北海道銀行などを擁するほくほくFGは午後1時39分時点で前日比41円(3.4%)安の1166円で推移している。

 超低金利政策の長期化を背景に、これまで発表が済んだ今2019年3月期の第3四半期累計(18年4~12月期)連結決算がいずれも厳しい内容だったうえ、きょうの東京債券市場では金利がさらに低下(債券価格は上昇)。長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りは午後に一段と下がって前日比0.015%低いマイナス0.030%となっている。短期債も低下しており、今後についても「世界経済が減速感を強めればさらにマイナス幅が広がる可能性がある」という声も聞かれる。銀行業界全体にとって預貸金の利ザヤ改善は望めないどころか、さらに縮小する公算も意識され、とくに地銀については人口減少や地域経済の縮小などを背景に今後の経営環境がさらに厳しくなるという見方は多く、積極的な買いが入りにくくなっている。