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Market Overview

 コンロッドなどエンジン部品や工作機械、環境機器を製造している安永(7271)が4連騰した。午後0時31分現在、前日比207円(14.65%)高の1620円と東証1部の値上がり率4位で推移している。一時は制限値幅上限の同300円高の1713円ストップ高を付ける場面があった。
 14日に2019年3月期の連結業績予想・配当計画を増額修正し、好感された。営業利益は従来予想の16億5000万円から21億円(前期比15.4%増)に、純利益は同9億円から12億円(同5.1%減)に上振れた。年間配当も同14円から16円に増額。期末配当を2円増額した。前期比では変わらず。エンジン部品事業の国内生産、機械装置事業の販売が増加した。エンジン部品事業の採算性も改善した。

 3PL(物流一括受託)大手のSBSホールディングス(2384)は3日続伸の動きで連日の上場来高値更新。午前11時24分時点では前日比37円(2.0%)高の1893円で取引されている。

 13日の午後の取引時間中に発表された前2018年12月期連結決算が予想から上振れて着地し、今2019年12月期についても増収増益を見込み、増配する方針も明らかにした。それ以降、カラ売りの買い戻しも巻き込んで上値を試す展開となっている。

 今12月期は前期中に新規連結したリコーロジスティクスの通期寄与に加え、大型の新規案件獲得なども予想しており、売上高は2500億円(前期比23%増)、当期純利益も48億円(同9%増)と増える見通し。年間配当も1円増の23円とする方針。米中貿易戦争や為替相場など外部環境の影響を受けにくいディフェンシブ性も魅力で、外国人を含む大口投資家の買いも入っているようだ

 学研ホールディングス(9470)がストップ高を交えての急騰となっている。気配値を切り上げながら9時19分に前日比490円(11.5%)高の4745円で寄り付き、9時26分には値幅制限の上限(4955円)まで上伸。10時30分時点では515円(12.1%)高となっている。商いも急増し、売買高は12万7100株と前日1日分(2万8500株)の4倍超。

 前日発表の今2019年9月期第1四半期(10-12月)決算が大幅増益で着地し、刺激材料になっているもよう。同期営業利益は前年同期比8.3倍の8億4100万円、最終損益は前年同期の4500万円の赤字から1億400万円の黒字に転換した。昨年9月に買収した介護会社、メディカル・ケア・サービスが今期から連結対象となり、増益に寄与した。通期見通しは据え置いた。

 セイコーHD(8050)が大幅反発。10時20分時点では前日比200円(8.4%)高の2576円まで買い進まれ、一目均衡表の雲(2186~2436円)を上抜いている。前日発表した今2019年3月期業績予想の増額修正を発表し、ポジティブに取られているようだ。

 通期営業利益は従来予想の80億円から90億円に、純利益は65億円から80億円にそれぞれ増額した。「グランドセイコー」「プロスペックス」などのウオッチ事業が米国などで好調に推移しているという。通期修正の前提となる第4四半期の想定為替レートは米ドルが110.0円、ユーロが125.0円。

 同時発表した19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)決算は、売上高が前年同期比9.7%減の1881億6800万円、営業利益が11.3%減の101億4100万円、純利益が2.1倍の96億8900万円だった。

 CACホールディングス(4725)が多くの買い注文を集めて買い気配値を切り上げ。値幅制限上限の前日比150円(15.7%)ストップ高となる1105円の水準で値がつかないまま、買い気配が続いている。

 当社はシステムの構築や運用・管理、医薬品の開発支援(CRO)などを手がけるが、14日の引け後に前2018年12月期の連結決算を発表。これが好調な内容で、同時に今2019年12月期についても好業績を見込み、大幅な増配と大規模な自社株買いを実施する方針を明らかにした。寄り付きからこれらを好感した買い注文が膨らんでいる。

 新中期計画の初年度にあたる今期は国内IT事業におけるデジタルビジネスへのシフトによる受注機会の増加や利益率向上などが寄与し、売上高は520億円(前期比4%増)、営業利益も20億円(同40%増)と増加する見通し。年間配当は前期比12円増の50円とする方針。併せて発行済株式総数の16.3%にあたる300万株、金額で30億円をそれぞれ上限に自社株式を取得することも表明した。3月28日から12月31日の期間に実施する計画だ。