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Market Overview

 塗料業界中堅でジャスダック上場のナトコ(4627)が続騰した。朝方から値付かずのまま推移し、午後0時35分現在、制限値幅上限の前日比150円(15.51%)高の1117円ストップ高買い気配となっている。 

 13日に前2018年10月期決算と今19年10月期の業績予想を発表した。前18年10月期の営業利益はその前の期に比べ0.7%増の14億7100万円、純利益は6.6%減の10億1500万円にとどまったが、今19年10月期の営業利益は15億7000万円(前期比6.7%増)、純利益は10億7000万円(同5.4%増)を見込む。年間配当は前期比4円増の40円にする。高機能性製品や環境対応型製品のラインアップを拡充するとしている。海外比率も高める。

 美顔器や痩身器具など家庭用美容・健康機器メーカーのヤーマン(6630)が急落した。午後0時34分現在、前日比156円(8.79%)安の1619円と東証1部の値下がり率5位で推移している。一時は1596円まであった。 

 13日に2019年4月期の上期(18年5~10月)連結決算を発表した。営業利益42億3300万円(前年同期比27.8%増)、純利益26億2600万円(同24.1%増)と大幅増益で着地したが、好材料出尽くしとなった。通期計画は据え置き。上期はラジオ波を使った美顔器やウェラブル美顔器、ローラー美容器などの新製品が好調だった。海外部門も好調に推移した。同時に、13日終値1775円で発行済み株式数の1.03%に当たる58万株、取得金額10億2950万円を上限にした自己株式取得を発表したが、こちらへの反応は限定的だった。

 物件搭載数首位の投資用不動産ポータルサイト「楽待」を運営するファーストロジック(6037)が4日続伸。上げ幅も広げて午前10時57分時点では前日比39円(5.0%)高の814円で推移している。13日の引け後に発表した今2019年7月期の第1四半期(18年8~10月期)決算が好調な内容だったことを評価した買い注文が朝方から増加した。

 売上高にあたる営業収益は4億3800万円(前年同期比10%減)と伸び悩んだが、営業費用の減少で営業利益は2億3300万円(同3倍)に膨らんだ。不動産投資サイト「楽待」のページビュー(PV)数は2579万PV(同8%減)、会員数は13万4000人(同34%増)だった。先行きの業績予想は開示していないが、前期実績の通期営業利益(6億2500万円)と比較した進捗率は約37%となっており、大幅増益が期待できるという見方が個人投資家などの買い意欲を刺激している。

 マザーズ上場で中古不動産マッチングサイト「リノシー」を運営するGA technologies(3491)が強含んでいる。午前10時50分時点では前日比85円(2.2%)高の3810円付近で推移。一時は4155円まで買われ、3カ月ぶり高値圏まで進んだ。13日の取引後に前2018年10月期決算とあわせて今19年10月期の業績予想を発表し、好感されているもよう。

 18年10月期は営業利益が前の期比90.4%増の6億7800万円、純利益が同54.2%増の3億9900万円と大幅増益で着地した。19年10月期は国際会計基準に移行するため前期と単純比較できないが、営業利益は12億0100万円、純利益は8億1500万円と前期水準より大幅に膨らむ見通し。新築マンションの販売が減少傾向にある中、中古マンションの成約件数は首都圏を中心に安定して上昇傾向にあり、当社にも追い風になるという。

 クスリのアオキホールディングス(3549)が急反発。午前10時35分時点では前日比310円(3.6%)高の8510円と買いが先行している。一時は8740円まで買われ一目均衡表の雲(8210~8545円)を上抜く場面もあった。商いも膨らみ、売買高は30万1000株と前日一日分(22万600株)をすでに超過している。13日の取引終了後発表した今2019年5月期の第2四半期累計(5月21日~11月20日)連結決算が好感されているようだ。

 同期の営業利益は前年同期比17.7%増の68億1900万円、純利益は19.5%増の51億5000万円で着地した。ドラッグストアや、ドラッグストア併設調剤薬局の積極的な出店攻勢が奏功した。通期計画は据え置いたが、通期計画に対する進捗率は営業利益ベースで51%、純利益ベースで55%となっている。