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Market Overview

 eコマースサイト構築エンジン「ecbeing」の提供などを行っているソフトクリエイトホールディングス(3371)が大幅反発した。午後0時36分現在、前日比47円(2.83%)高の1705円で推移している。
 22日に自己株式の取得を発表し、株式需給の改善や実質1株利益の上昇を期待した買いが活発化した。自己保有株を除く発行済み株式総数の0.77%に当たる10万株、取得金額1億8000万円を上限に自己株式を取得する。株主還元水準の向上と、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を目的にしている。取得期間は8月23日から10月31日まで。7月に決定した自己株式の取得が8月22日までに上限の取得株式数の10万株に達しているが、新たに追加取得する。

 東海地盤の産業廃棄物の処理・管理業者で東証2部上場のミダック(6564)が続騰した。午後0時30分現在、前日比305円(9.20%)高の3620円で推移している。一時は3735円まで上伸した。
 22日に1株を3株に分割すると発表し、好感された。9月13日を基準日、同14日を効力発生日とする。投資単位当たりの金額を引き下げることにより、投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。当社は昨年末に新規上場したばかりだが、すでに東証・名証1部への市場変更をめ目指す方針を明らかにしており、株主数拡大を狙っている。2020年3月期の連結営業利益は11億6700万円(前期比6.3%増)、純利益5億7600万円(同1.6%増)とともに前期に続き過去最高益を更新する見通し。

目的地までの経路探索ソフト「乗換案内」の開発・販売事業を展開しているジャスダックのジョルダン(3710)が3日ぶりに急反発した。前引けは、制限値幅上限の前日比300円(24.00%)高の1550円ストップ高買い気配となった。

 22日に当社子会社のJ MaaS(東京都新宿区)が野村総合研究所(NRI、4307)と資本・業務提携に向けた基本契約を締結したと発表し、買い材料視された。今後、NRIが保有する企画力やシステム開発などの協力・協力を進め、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)ビジネスの拡大を図るとしている。今後もジョルダンは交通事業者やサービス事業者を中心に、資本・業務提携を進め、2021年には日本版MaaSの実現を目指すとしている。

旅行会社大手のエイチ・アイ・エス(HIS、9603)が大幅に続伸。午前11時27分現在では前日比118円(4.66%)高の2646円で推移している。

 東京中心にオフィスビル賃貸やホテル事業などを手がけるユニゾホールディングス(3258)の争奪戦から、当社が撤退する方針を固めたと一部に報じられたことが手がかり。ユニゾHDに対して当社は7月11日から発行済み株式の40%を上限に、最大427億円を投じて株式公開買いつけ(TOB)を実施中で、本日(23日)が買いつけ期限となっていた。TOB価格は3100円だが、これに対抗する形で8月16日にはソフトバンクグループ(9984)傘下の投資ファンドであるフォートレス・インベストメント・グループが1株4000円で最大100%を買いつけるTOBの実施を表明。これを受けてユニゾHDの株価は8月21日には4490円まで買い進まれる場面もあり、HISによるTOBが成立する可能性は低下していた。仮にTOB価格を引き上げて買収合戦に発展すれば財務負担が大きくなると警戒する投資家も多かったため、撤退することになれば警戒感が解消されることになる。

菱洋エレクトロ(8068)が買い優勢で堅調な値動き。午前9時52分現在では前日比22円(1.26%)高の1767円となっている。

 当社は三菱電機製やインテルなど外国製品を中心に扱うエレクトロニクス専門商社だが、22日の引け後に今2020年1月期の第2四半期累計(18年2~7月期)連結業績予想の上方修正を発表しており、前向きに評価した買い注文が流入している。売上高は従来の485億円から542億円(前年同期比20.0%増)、純利益も6億4000万円から7億9000万円(同27.6%増)にそれぞれ増額した。Windows7のサポート終了や消費増税を控えてパソコン向けソフトウェアが堅調に推移し、テレビ向け案件も想定を上回って拡大したという。通期予想については米中貿易摩擦や消費増税後の動向など事業環境に不透明感があることを理由に、売上高980億円(前期比4.5%増)、当期純利益11億4000万円(同11.7%増)などの従来予想を据え置いた。ただ、純利益の進捗率は約69%と高めになっている。