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Market Overview

 2日の東京市場は日経平均が2万620円19銭(▲84.18)、TOPIXは1505.21(▲6.65)。
 前週末の米国市場は小幅まちまち。週明けの東京市場は日経平均が79円安でスタート。もともと手掛かり材料に乏しい中、米国が休場とあって市場参加者も少なく、日経平均は前場に高値と安値を取った後はその53円の値幅内で膠着。
 東証1部売買高は8億281万株。売買代金は1兆3299億円で2014年4月以来5年4か月ぶりの少なさ。値上がり銘柄数は506、値下がり銘柄数は1569。TOPIX業種別騰落率は、海運、非鉄、その他金融、保険の4業種が上昇。鉱業、陸運、農林水産、倉庫、サービスなど29業種が下落。
 個別銘柄では、JR東、三菱地所、東電など内需系が冴えず。前週末に新高値を取ったディーエヌエーは9%強の急反落。半面、みずほ、第一生命など金融株の一角が強含み。

小僧寿し(9973)に買いが先行。13時時点では前日比3円(11.5%)高の29円となっている。前週末8月30日の取引後に、これまで非開示だった今2019年12月期業績予想を開示。同時に2022年12月期を最終年度とする中期経営計画も発表しており、とりあえずはポジティブに取られているもよう。

 今期は売上高が60億3500万円(前期実績55億1700万円)、営業損益は5500万円の赤字(同5億9100万円の赤字)、最終損益は500万円の黒字(同16億7800万円の赤字)とした。「小僧寿し」のリブランドに加えて唐揚げ店の併設、とんかつブランドなどが奏功し、大幅な増収を確保。赤字も縮小する見通し。

 一方、中期経営計画では、2022年12月期に売上高117億7400万円、営業利益は4億3300万円、純利益は2億8100万円を目指す。

不動産賃貸や病院関連事業を展開しているジャスダックのLCホールディングス(8938)が続騰した。朝方から値付かずの展開となる中、前引けは、制限値幅上限の前営業日比100円(16.10%)高の721円ストップ高買い気配で推移している。 

8月30日に普済堂(東京都渋谷区)が関東財務局に提出した大量保有報告書(5%ルール報告書)で当社株の保有比率が31.22%と5%を超えたことを買い材料視している。7月末には当社の主要株主であった本荘良一氏および法人1社、個人3人などが保有する当社株式のすべてが市場外の相対取引で普済堂に譲与されていた。8月14日には2020年3月期第1四半期の報告書に継続企業の前提に関する注記が記載されたことで、警戒感が台頭していた。普済堂は美容・健康・介護関連コンサル事業を展開しており、5月にはアジアゲートホールディングス(1783)の株式の20.37%を取得し、筆頭株主に浮上している。

スズキ(7269)が売り優勢で軟調な値動き。午前11時25分現在で前週末比45円(1.1%)安の4053円となっている。

 当社の子会社でインド最大の乗用車メーカーであるマルチ・スズキ・インディアが1日に発表した8月の販売台数が前年同月比33%減の10万6413台だったと伝えられており、これを嫌気した売り注文に押されている。7月の販売台数は37%減と約7年ぶりの大幅な減少だったが、8月も3割を超える減少だったことで業績への警戒感が強まっている。インドでは個人消費の減速に加えて金融機関による貸し渋りなども自動車販売への逆風になっているもよう。もっとも、トヨタ自動車との資本提携を発表した直後でもあり、その期待感などから下値では押し目買いを拾う動きもあるようだ。

 八十二銀行(8359)が買い優勢で3営業日続伸。午前11時2分時点では前週末比7円(1.8%)高の389円となっている。
 当社は長野県を地盤とする地銀上位行だが、8月30日の通常取引終了後に発行済株式総数の1.71%にあたる850万株、金額で30億円をそれぞれ上限に自己株式の取得を行うと発表しており、これによる需給関係の改善や1株利益の増加などを好感した買い注文を朝方から増加した。9月2日から11月29日の期間に買いつける計画。前2019年3月期末での当社の1株純資産1484円から弾いた8月30日終値でのPBRは0.25倍と解散価値(1倍)の4分の1の水準まで低下しており、割安感が強まっていた。直近の個別信用残動向では売り残が買い残を上回り、信用倍率は0.89倍ときっ抗している。売り方による買い戻しも入っているとみられる。