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Market Overview

 ユナイテッドアローズ(7606)がしっかり。午前10時15分時点では前日比115円(3.2%)高の3645円まで買われている。前日の取引終了後に発表した12月度の売上概況が好感されているもよう。

 12月は小売りとネット通販を合わせた既存店売上高が前年同月比6.7%増だった。初旬は高気温で出足が鈍かったが、中旬以降はニット、アウターなどの冬物衣料が好調に推移した。

 当社株はチャート上で昨年1月30日高値(4880円)と9月28日高値(4910円)でダブルトップのような形状を描いており、足元では下落トレンドが継続。きょうも前日比ではプラスとはいえ、株価水準は2017年8月以来1年5カ月ぶりの安値圏から脱し切れていない。

 アダストリア(2685)が大幅続伸。午前10時時点では前日比107円(5.2%)高の2163円付近で推移。一時は2165円まで買われ、昨年4月6日以来9カ月ぶりの高値を取る場面もあった。前日の取引終了後に発表した12月度の国内月次売上高が好調で買い材料視されているようだ。

 12月の既存店売上高は前年同月比4.9%増で、5カ月連続で前年実績を上回った。客数は2.3%増、客単価は2.5%増だった。12月は前年よりも休日が1日多かったうえ、中旬以降に気温が下がったことで、冬物衣料の売れ行きが伸びた。特にコート、ブルゾン、アウターが好調だったという。

 中古2輪車買い取り最大手で東証2部上場のバイク王&カンパニー(3377)が商いを伴って急騰。6営業日続伸の動きで午前9時45分時点では前日比24円(15.7%)高の177円となっている。

 7日の引け後に現在集計中である前2018年11月期業績予想の上方修正を発表しており、これを好感した買い注文が寄り付き段階から膨らんだ。売上高は従来の190億円から前の期比9%増の199億2100万円、当期純利益も5000万円から同78%減の8700万円にそれぞれ増額した。リテール販売台数が増え、高収益車輌の仕入れ構成割合が増加したことで平均売上単価が上昇したという。

 2018年は業績回復の鈍さを反映してほぼ一貫した下落トレンドが続き、とくに12月は下げ幅を広げて同25日には131円という上場来安値まで売り込まれていた。このため、買い戻しや見直し買いが入りやすくなっているようだ。

 ダイセキ環境ソリューション(1712)が買い先行で大幅続伸。午前9時29分現在では前日比36円(6.1%)高の627円で取引されている。

 当社は汚染土壌の調査から浄化処理まで一貫したサービス体制に特徴があるが、7日の通常取引終了後に今2019年2月期の第3四半期累計(18年3~11月期)連結決算を発表。これが堅調な内容で、同時に通期の利益予想を上方修正しており、寄り付きから好感買いが優勢になっている。第3四半期の売上高は108億9200万円(前年同期比5%増)、純利益が4億3700万円(同1%増)だった。これを受けて通期の当期純利益予想を従来の4億4000万円から5億円(前期比47%減)に増額。売上高は146億4000万円から143億5000万円(同4%減)に下方修正したが、土壌汚染処理事業で受注単価の下落が落ち着いてきたほか、工場でのコスト削減が順調に推移しており、採算が改善している。

 同じく今2月期の第3四半期決算を発表し、期末配当予想を6円増額した親会社のダイセキ(9793)も上昇している。

 7日の東京市場は日経平均が2万38円97銭(△477.01)、TOPIXは1512.23(△41.37)。
 前週末の米国市場は3指数とも大幅高。12月雇用統計が市場予想より強かったにも関わらず、パウエルFRB議長が政策運営に柔軟姿勢を示し、安心感が広がりました。米中の通商協議再開も伝わり、週明けの東京市場は日経平均が383円高でスタート。一時705円高まで上伸しましたが、外部環境の不透明感は払拭しきれず、後場は上値の重い展開となりました。
 東証1部売買高は14億2427万株、売買代金は2兆4634万円。値上がり銘柄数は1964、値下がり銘柄数は142、変わらずは23。TOPIX業種別騰落率は、全業種が上昇。上昇率上位は、電機、不動産、その他製品、機械、海運など。
 個別銘柄では、週末売られたTDK、村田製などアップル関連が反発。川崎汽船、日本郵船など海運株も堅調でした。半面、東電、関電など電力株の一角が弱含み。