Logo stockvoice

Market Overview

 イオンモール内で遊戯施設を運営するイオンファンタジー(4343)が反発。午前10時45分時点では前週末比253円(8.6%)高の3195円と強靭な動き。直近の上値抵抗となっていた25日移動平均線(3184円)を上抜いている。前週末14日の取引終了後に、11月度の売上概況を発表しており、材料視されているようだ。

 国内の既存店売上高は前年同月比3.0%減だったが、日程配列に伴う曜日調整後は1.5%増となり、6カ月ぶりに前年同月実績を上回った。部門別では、主力のプライズ部門が人気ユーチューバーとのコラボ商品や、インターネットTVの人気番組の関連グッズが好調だった。メダル部門もブラックフライデー期間に業績が伸び、前年同月比1.3%増だった。

 マザーズ上場でプロジェクトマネジメントの実行支援をするマネジメントソリューションズ(7033)が強い。午前10時30分時点では前日比295円(7.8%)高の4050円まで上伸。前週末14日の取引後に前2018年10月期決算、今2019年10月期業績予想を発表しており、総じてポジティブに取られているようだ。

 18年10月期は営業利益が前期比65.4%増の3億2400万円、純利益が同2.0倍の2億1800万円と大幅な増益で着地。新規顧客の獲得が順調だったうえ、コンサルタントの確保も進み、収益に貢献した。

 19年10月期は売上高が前期比30.0%増の37億9200万円、営業利益が30.4%増の4億2300万円、純利益が33.4%増の2億9100万円とさらなる増益を見込む。プロジェクトマネジメント事業が引き続き堅調に推移しそうだという。ただ、配当は前期に続き無配を継続する予定。

オフィス用品配達のアスクル(2678)は売り先行。11月26日につけた年初来安値を3週間ぶりに更新しており、午前9時39分時点では前日比 253円(8.7%)安の2655円となっている。

 14日の引け後に発表した今2019年5月期の第2四半期累計(18年5月21日~11月20日)連結決算が低調な内容だったことを嫌気した売り注文が朝方から増加した。第3四半期の売上高は1914億3700万円(前年同期比12%増)、純利益は3億1500万円(同91%減)だった。主力の事業所向けが堅調なうえ、個人向けEC「ロハコ」の商品ラインナップ拡充も寄与して売上は伸びているが、配送運賃の増加などが響いて採算が悪化している。
 売上高3900億円(前期比8%増)、当期純利益35億円(同25%減)などの通期予想は変えてないが、同利益の進捗率は9%と低く、今後の下振れを警戒する投資家が手じまい売りを出しているようだ。

 冷凍食品など食材販売の「業務スーパー」をFC展開している神戸物産(3038)が3営業日ぶりに反発。上げ幅も広げ、午前9時24分現在では前週末比205円(6.6%)高の3300円で取引されている。

 14日の通常取引終了後に発表した前2018年10月期連結決算が予想から上振れて着地し、同時に公表した今2019年10月期の業績予想でも増収増益を見込み、年間配当も増額する方針であることが判明。これらを素直に好感した買い注文が寄り付き段階から増加している。前期は売上高が前の期比6%増の2671億7500万円、当期純利益が24%増の103億6300万円だった。主力の業務スーパー事業が好調で、同利益は96億円という予想を超過達成した。
 今期は売上高2819億円(前期比6%増)、当期純利益も108億円(同5%増)と連続の最高益更新を見込み、年間配当は35円とする方針。18年11月1日付で実施した1対2の株式分割を考慮した実質では前期の65円に比べて5円の増配になる。米中貿易戦争など海外情勢の直接的影響を受けにくい業態であるあることも買い安心感を誘っている。

 14日の東京市場は日経平均が2万1374円83銭(▲441.36)、TOPIXは1592.16(▲24.49)。
 前日の米国市場は高安まちまち。東京市場は日経平均が178円安でスタート。日銀短観で製造業、非製造業とも先行きの業況判断が悪化したうえ、米国株の時間外取引、中国株が軟調に推移し、東京市場もほぼ全面安。一時463円安まで売られる場面がありました。
 東証1部売買高は18億7153万株、売買代金は3兆1637万円。値上がり銘柄数は252、値下がり銘柄数は1826、変わらずは50。TOPIX業種別騰落率は、電力ガスのみ上昇。下落率上位は、鉱業、精密、機械、証券、建設など。
 個別銘柄では、トヨタ、みずほ、ファストリなど主力株が冴えず。前日買われた新日鉄、住友鉱山など鉄鋼・非鉄株も売られました。値下がり率上位は、オハラ、ホシザキ、ジェイリース、正栄食品など。
 半面、東電、JR東、三菱地所など内需株の一角に買い先行。値上がり率上位は、JDI、ツナグS、鎌倉新書、ファーストロジなど。