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Market Overview

 OEM(相手先ブランドによる生産供給)で化粧品生産事業を展開しているジャスダックの日本色材工業研究所(4920)が続騰した。朝方から値付かずのまま推移し、午後0時42分現在、制限値幅上限の前営業日比700円(17.93%)高の4605円ストップ高買い気配で推移している。
 11日に株式分割を発表し、買い材料視された。2月28日を基準日、3月1日を効力発生日に1株を2株に分割する。株式の流動性を高め、投資家層の拡大を図る。同時に、2019年2月期第3四半期(18年3~11月)の連結業績を発表した。営業利益は6億6700万円(前年同期比31.5%増)、純利益は4億9000万円(同21.7%増)と大幅増益で着地したことも好感された。インバウンド需要を取り込んだほか、国内化粧品メーカーのアウトソーシングの拡大に伴い受注が増加した。

九州地盤のドラッグストア、コスモス薬品(3349)が上げ幅縮小。前週末発表した増益決算を材料視して9時15分には前週末比2050円(10.9%)高の2万710円まで上伸したが、前引け時点では510円高の1万9170円。

 今2019年5月期第2四半期累計(18年6~11月)決算は営業利益が19.8%増の123億2700万円、純利益は15.7%増の90億0500万円。営業利益は従来予想の108億円、純利益も従来予想の82億2800万円を上回って着地した。自社競合による一時的な収益低下をいとわずに積極的な新規出店攻勢をかけた結果、2ケタ%の増収増益を確保した。

 通期見通しは据え置いた。この辺りが物足りなさにつながり、上げ幅縮小につながっている面もあるようだ。

 ユーチューバーの制作サポート事業を手がける東証マザーズ上場のUUUM(3990)が上げ幅を拡大。寄り付きは売り先行で始まったが、一巡後にすかさず切り返し、株式分割を考慮した実質で12月20日以来12営業日ぶりに上場来高値を更新。午前11時20分時点では前週末比400円(9.1%)高の4785円となっている。

 11日の取引終了後に発表した今2019年5月期の第2四半期累計(18年6~11月期)連結決算が好調な内容で、同時に通期予想を上方修正。朝方は材料出尽くし感から短期の利益確定売りが先行したが、ほどなく吸収して上値を試す展開となっている。第2四半期は売上高が87億4600万円(前年同期比80%増)、純利益が4億5100万円(同2.8倍)だった。これを受けて通期の売上高予想は従来の159億円から190億円(前期比62%増)、当期純利益も5億2400万円から6億6000万円(同62%増)にそれぞれ増額した。動画広告市場の好調な推移を背景にアドセンス事業、広告事業を中心に売上が伸び、利益も拡大しているという。

 東証2部上場でシステム構築や仮想通貨交換事業を手がけるビットワングループ(2338)が戻り歩調。午前10時45分時点では前日比18円(3.5%)安の489円だが、午前9時22分につけた安値436円からは下げ幅を縮小している。11日の取引終了後、仮想通貨相場の下落などを背景に今2019年2月期業績予想の下方修正を発表。アク抜け感も意識されているのか、売り一巡後は買いも入り始めている。

 営業損益予想は従来の1億2600万円の黒字から4億8000万円の赤字に転落。最終損益予想は7500万円の黒字から9億1000万円の赤字に転落。仮想通貨下落に伴い、取引量が減ったことからマイニング(採掘)や仮想通貨交換所関連の収益が伸び悩んだ。

 タマホーム(1419)が大幅高。10時5分時点では前日比71円(6.7%)高の1131円まで上伸し、足元の上値抵抗となっていた一目均衡表の雲(1094円~1105円)を一気に上抜いた。前週末11日大引け後、今2019年5月期通期業績予想の修正を発表しており、これがポジティブに取られているようだ。

 営業利益予想は従来予想の53億円から75億円(前期比61.2%増)、純利益は24億円から37億円(同80.7%増)とした。住宅受注が好調なうえ、不動産販売も順調に推移しているという。期末配当予想も従来より5円増配し、35円とした。

 同時に発表した第2四半期累計期間(18年6~11月)決算は営業損益が30億1200万円の黒字(前年同期は5500万円の赤字)だった。