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Market Overview

 ステーキ店をチェーン展開するブロンコビリー(3091)が大幅安。10時5分時点では前日比143円(5.0%)安の2690円と冴えない動き。前日発表の前2018年12月期決算、今19年12月期業績予想が総じてネガティブに取られているようだ。1 18年12月期は営業利益が17年12月期比6.2%増の25億9700万円、純利益が2.4%増の17億8700万円で着地した。前期比増益だったものの、営業利益、純利益とも期初計画に届かなかった。このあたりが今期予想に対する警戒感につながっているようだ。

 今19年12月期は営業利益が18年12月期比5.1%増の27億3000万円、純利益も3.5%増の18億5000万円を見込む。年間配当は前期同じ24円。

 東証2部上場でフグ料理店「玄品ふぐ」などを運営する関門海(3372)が高い。9時50分時点では前日比19円(4.7%)高の422円付近で推移。9時15分には483円まで買われ、昨年3月以来10ヶ月ぶりの高値を取る場面もあった。前日に「玄品ふぐ」の中国進出を発表しており、手がかり材料になっているようだ。

 今年3月をめどに中国1号店を上海に出店する。将来的な中国でのフランチャイズ展開も視野に入れ、当社の現地子会社である関門海(上海)貿易と中国企業2社が合弁会社を設立する。出資比率は関門海(上海)貿易が20%、現地企業がそれぞれ40%ずつ。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)、三井住友フィナンシャルグループ(8316)などメガバンクのほか、大和証券グループ本社(8601)や野村ホールディングス(8604)といった証券株、第一生命ホールディングス(8750)やSOMPOホールディングス(8630)などの保険株を含め、主要な金融株がそろって堅調な値動き。三菱UFJは午前9時46分時点で前日比9.4円(1.7%)高の575.3円で取引されている。 

 16日のニューヨーク市場で2018年10~12月期の好決算を発表した米金融大手のゴールドマン・サックス(GS)が前日比9.5%高と急伸。一時は10.7%高の198.14ドルまで買われる場面もあった。同じく市場予想を上回る決算を発表したバンク・オブ・アメリカも7.2%高で取引を終えており、連想買いでシティグループやモルガンスタンレーなど他の金融大手もそろって上昇しており、この流れが東京市場にも波及している。GSの決算は企業のM&A(合併・買収)の増加や金利の上昇などを追い風に純利益が23億2200万円となった。1株利益も6.04ドルと4.3ドル程度という市場予想を大きく上回った。もっとも、市場の一部では「米国と日本では金融機関の置かれた収益環境が違うため、そのまま連想買いは入れにくい」という声も聞かれている。

医療用不織布首位のホギメディカル(3593)が買い先行で大幅反発。午前9時22分現在で前日比190円(5.9%)高の3400円で推移している。

 16日の通常取引終了後に発表した今2019年3月期の第3四半期累計(18年4~12月期)連結決算が堅調な内容だったことを評価した買い注文が寄り付き段階から増加した。同期の売上高は279億6300万円(前年同期比1%減)、営業利益が39億2400万円(同8%減)だった。医療用具を集めたキット製品の売上が伸びず減収減益だが、直近の第3四半期(18年10~12月期)に限ると売上高は97億2500万円(前年同期比0.3%増)、営業利益も14億8400万円(同5%増)と増収増益を確保した。売上高370億2000万円(前期比0.3%増)、営業利益36億2000万円(同31%減)などの通期予想は変えていないが、同利益はすでに超過しており、今後の上振れを見込む投資家が見直し買いを入れているようだ。

 16日の東京市場は日経平均が2万442円75銭(▲112.54)、TOPIXは1537.77(▲4.95)。
 前日の米国市場は3指数とも上昇。英議会で政府提出のEU離脱案が否決されましたが、市場想定内だったため、売り材料にはなりませんでした。東京市場は日経平均が20円高でスタート。その後は特に強気材料も出ず、じりじりと売り物に押されました。
 東証1部売買高は12億962万株、売買代金は2兆1581万円。値上がり銘柄数は635、値下がり銘柄数は1424、変わらずは69。TOPIX業種別騰落率は、電気ガス、食品、農林水産、情報通信など11業種が上昇。石油石炭、鉱業、紙パルプ、証券、非鉄など22業種が下落。
 個別銘柄では、トヨタ、日立、リコーなど外需系が冴えず。前日急騰したオリンパスも5%近い反落。半面、東電、三井不動産、JR東など内需系が強含み。