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Market Overview

 スマホゲーム「パズル&ドラゴンズ」が収益柱のガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)が商いを膨らませて急騰。前引け段階では前週末比59円(23.4%)高の311円で東証1部の値上がり率銘柄ランキングの2位となっている。

 1日の引け後に前2018年12月期連結決算を発表しており、直近の第4四半期(18年10~12月期)が売上高303億3800万円(前年同期比36%増)、純利益も59億8400万円(同34%増)と大幅な増収増益だったことがポジティブサプライズと受け止められている。また、3月22日の定時株主総会での承認を得たうえで7月1日をもって10株を1株に株式併合する方針を明らかにしたが、併せて50億円を上限に自社株式の取得を行う計画も表明。きょうの前引け段階の時価総額の約1.7%にあたる規模で、これを前向きに評価する動きもあるようだ。

 ソニー(6758)は売り優勢で3営業日ぶりに反落。午前11時27分現在では前週末比457円(8.3%)安の5042円で推移しており、売買代金は東証1部のトップとなっている。

 1日の通常取引終了後に発表した今2019年3月期の第3四半期累計(18年4~12月期)連結決算(米国基準)が市場の予想ほど伸びなかったという見方から、内外の機関投資家や個人投資家から幅広く見切り売りが出ている。直近の第3四半期(18年10~12月期)は売上高が2兆4018億円(前年同期比10%減)と2ケタ減で、営業利益は3769億円(同7%増)と小幅な増加にとどまった。半導体が苦戦し、ゲーム事業も伸びが鈍化した。通期の当期純利益予想は従来の7050億円から8350億円(前期比70%増)へ大きく上方修正したが、米国における税負担減少が主因で本業の儲けを示す営業利益の予想は8700億円(同18%増)のまま据え置いた。当社の株価は好決算への期待感から、相対的に底堅く推移してきていたこともあり、きょうは失望売りに押されている。

 情報サービス大手でオフィス通販「たのめーる」も展開している大塚商会(4768)が5連騰した。午後10時57分現在、制限値幅上限の前日比700円(19.77%)高の4240円ストップ高で推移している。 
 1日に前2018年12月期連結決算と今19年12月期業績予想を発表し、好感された。前18年12月期の営業利益はその前の期に比べ8.3%増の480億5800万円と従来予想の473億円から上振れて着地した。パソコンやパッケージソフト、受託ソフトの売り上げが伸びたほか、「たのめーる」も堅調に推移した。今19年12月期の営業利益は504億円(同4.9%増)と連続して過去最高益を更新する見通し。19年12月期の年間配当は前期比5円増配の90円の計画。

通信用・放送用アンテナの製造販売大手でジャスダック上場の日本アンテナ(6930)が急騰した。午前10時46分現在、制限値幅上限の前営業日比150円(19.82%)高の907円ストップ高買い気配で推移している。6日続伸し、昨年6月27日に付けた昨年来高値885円を更新した。 

 1日に2019年3月期の連結業績予想を増額修正し、好感された。営業利益は従来予想の3億1000万円から7億5000万円(前期比5.2倍)に、純利益は同1億6000万円から5億5000万円(同2.9倍)に大幅増額した。新4K・8K衛星放送の開始に対して、一層の拡販を推進し、需要の掘り起こしに注力した。事業者向け機器販売も設備投資意欲の高まりを受けて堅調に推移している。同時発表の第3四半期(18年4~12月)は営業利益6億1400万円(前年同期は1億3300万円の赤字)、純利益は4億5800万円(同1億5300万円の赤字)で着地した。

 環境計測器などを製造する東亜ディーケーケー(6848)が急伸。10時時点では前週末比112円(14.7%)高の873円まで買われ、足元の上値抵抗となっていた一目均衡表の雲(854~1027円)に突っかける動きとなっている。前週末1日の取引終了後に発表した今2019年3月期第3四半期累計(18年4~12月)決算が好調だったうえ、通期計画に対する進捗率も高く、業績上振れ期待を誘っているようだ。

 第3四半期累計の営業利益は前年同期比47.4%増の14億5900万円、純利益は45.9%増の10億0800万円で着地。主力の環境計測器が中国向けに好調だったほか、医療関連機器も堅調だった。 通期計画は据え置いたが、通期に対する第3四半期時点での進捗率は営業利益が83.8%、純利益が80%に達している。