Logo stockvoice

Market Overview

 青果物をネット販売するオイシックス・ラ・大地(3182)が反発。10時30分時点では前日比14円(0.7%)高の1976円付近で推移。9時7分には146円(7.2%)高の2108円まで買われる場面があった。

 前日発表した今2019年3月期業績予想の修正が好感されているようだ。売上高は据え置くが、営業利益は従来予想比22.2%増の22億円(前期実績8億9100万円)、純利益は53.3%増の23億円(同2億3700万円)とした。宅配事業でプレミアム時短サービスが順調なことに加え、集客宣伝コストの効率化も進んだ。

 半導体製造装置の東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、ディスコ(6146)、アルバック(6728)などのほか、半導体ウエハのSUMCO(3436)や信越化学工業(4063)も含め、半導体関連株が続伸。アドバンテストは午前9時46分現在で前日比110円(4.8%)高の2405円で取引されている。

 24日の米株式市場で製造装置大手のラムリサーチやアプライドマテリアルズ(AMAT)、KALテンコールなどがそろって高騰。テキサス・インスツルメンツ(TI)やエヌビディア、ザイリンクスといった半導体メーカーも堅調な決算発表を受けて買われた。23日の通常取引終了後にラムリサーチが発表した2018年10~12月期の1株利益は3.87ドルと市場予想(3.66ドル)を上回り、業績悪化に対する警戒感が後退。TIやエヌビディアの決算も市場の懸念を払拭させた。これらの動きを受けてフィラデルフィア証券取引所が算出する同日の半導体株指数(SOX)は前日比67ポイント(5.7%)高の1253ポイントとなっており、この流れがきょうの東京市場にも波及している。

 ワークフローソフト専業で東証マザーズ上場のエイトレッド(3969)が5日続伸。午前9時57分時点では前日比45円(3.5%)高の1345円で推移している。

 24日の通常取引終了後に発表した今2019年3月期の第3四半期累計(18年4~12月期)決算が好調で、同時に通期予想を上方修正。これを好感した買い注文が寄り付き段階から増加した。第3四半期の売上高は10億2400万円(前年同期比31%増)、純利益が2億4400万円(同79%増)だった。中・大規模企業向けのワークフローパッケージ「AgileWorks」の販売が拡大しているという。これを受けて通期予想は売上高を従来の12億6000万円から13億4000万円(前期比21%増)、当期純利益も2億3900万円から2億7600万円(同24%増)にそれぞれ増額した。

 24日の東京市場は日経平均が2万574円63銭(▲19.09)、TOPIXは1552.60(△5.57)。
 前日の米国市場は反発。東京市場は日経平均が87円安でスタート。一時プラス圏に浮上したものの、手がかり材料に乏しい中で買い続かず、小幅安。商いも閑散とし、東証1部売買代金は4日連続で2兆円割れ。
 東証1部売買高は11億4943万株、売買代金は1兆8897万円。値上がり銘柄数は1419、値下がり銘柄数は624、変わらずは84。TOPIX業種別騰落率は、証券、金属、銀行、化学、電機の25業種が上昇。陸運、食品、電気ガス、サービス、不動産など8業種が下落。
 個別銘柄では、JR東、京王などの陸運株が冴えず。ユニーファミマ、Jフロントなど小売株も弱含みでした。半面、三菱UFJ、みずほなど銀行株が反発。KDDIからの出資が報じられたカブドットコムはストップ高比例配分。

家電量販大手のビックカメラ(3048)は3日続落して連日の昨年来安値更新。午後1時37分時点では前日比38円(2.98%)安の1238円で取引されている。

 1月10日の通常取引終了後に発表した今2019年8月期の第1四半期(18年9~11月期)連結決算は純利益が19億5000万円(前年同期比2.4%減)と減益だった。売上高は1970億9900万円(同4.5%増)と増えたが、ネット通販の拡大に伴う物流費の増加などが利益を圧迫した。翌日以降は一部の機関投資家や個人投資家などの売り物に押されて下値を探る展開となっており、なお底値が確認できない状況。中国の景気減速を背景に訪日外国人(インバウンド)客が減少することへの警戒感も断続的な手じまい売りを誘発している。10月には消費増税も控え、国内の個人消費が伸び悩むことを懸念する投資家も増えているようだ。