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Market Overview

 シダックス(4837)がしっかり。10時45分時点では前日比11円(3.3%)高の343円と買いが先行。前日発表の株主優待制度の変更が買い気を誘っているようだ。

 3月末時点で500株以上保有する株主に対し、従来は自社グループ商品(6000円相当)かカラオケ店舗優待券(1万3500円分)を贈呈していたが、変更後はグループ商品(1万2000円相当)かカラオケ優待券(5400円分)に改める。レストランカラオケ事業の資本業務提携を機に、自社グループ活動への理解を深める狙いがあるという。自社商品は伊豆の自社ワイナリーで製造するワインなど。

 旭化成(3407)が大幅高。10時40分時点では前日比52.0円(4.47%)高の1204.0円付近で推移している。チャート上では前日レンジからマドを開けて上伸し、直近の上値抵抗となっていた一目均衡表の雲(1441円~1193円付近)の中での取引が続いている。

 25日付日本経済新聞で2002年以来17年ぶりの自社株買い実施が報じられており、刺激材料になっているようだ。報道によると、今2019年3月期第3四半期累計(18年4~12月期)の営業利益は前年同期比5%増の1600億円程度となり、同期間としては2年連続で過去最高を更新する見通し。
 これを株主に還元するため、自社株買いを実施するとみられる。時期や規模は未定だが、実施に至れば2001~02年に約160億円規模で実施して以来となる。

 青果物をネット販売するオイシックス・ラ・大地(3182)が反発。10時30分時点では前日比14円(0.7%)高の1976円付近で推移。9時7分には146円(7.2%)高の2108円まで買われる場面があった。

 前日発表した今2019年3月期業績予想の修正が好感されているようだ。売上高は据え置くが、営業利益は従来予想比22.2%増の22億円(前期実績8億9100万円)、純利益は53.3%増の23億円(同2億3700万円)とした。宅配事業でプレミアム時短サービスが順調なことに加え、集客宣伝コストの効率化も進んだ。

 半導体製造装置の東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)、ディスコ(6146)、アルバック(6728)などのほか、半導体ウエハのSUMCO(3436)や信越化学工業(4063)も含め、半導体関連株が続伸。アドバンテストは午前9時46分現在で前日比110円(4.8%)高の2405円で取引されている。

 24日の米株式市場で製造装置大手のラムリサーチやアプライドマテリアルズ(AMAT)、KALテンコールなどがそろって高騰。テキサス・インスツルメンツ(TI)やエヌビディア、ザイリンクスといった半導体メーカーも堅調な決算発表を受けて買われた。23日の通常取引終了後にラムリサーチが発表した2018年10~12月期の1株利益は3.87ドルと市場予想(3.66ドル)を上回り、業績悪化に対する警戒感が後退。TIやエヌビディアの決算も市場の懸念を払拭させた。これらの動きを受けてフィラデルフィア証券取引所が算出する同日の半導体株指数(SOX)は前日比67ポイント(5.7%)高の1253ポイントとなっており、この流れがきょうの東京市場にも波及している。

 ワークフローソフト専業で東証マザーズ上場のエイトレッド(3969)が5日続伸。午前9時57分時点では前日比45円(3.5%)高の1345円で推移している。

 24日の通常取引終了後に発表した今2019年3月期の第3四半期累計(18年4~12月期)決算が好調で、同時に通期予想を上方修正。これを好感した買い注文が寄り付き段階から増加した。第3四半期の売上高は10億2400万円(前年同期比31%増)、純利益が2億4400万円(同79%増)だった。中・大規模企業向けのワークフローパッケージ「AgileWorks」の販売が拡大しているという。これを受けて通期予想は売上高を従来の12億6000万円から13億4000万円(前期比21%増)、当期純利益も2億3900万円から2億7600万円(同24%増)にそれぞれ増額した。