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Market Overview

 業務用厨房機器大手のホシザキ(6465)が急反発して一時値幅制限いっぱいとなる前日比1000円ストップ高まで上昇。午前11時17分時点では同970円(14.5%)高の7640円で推移している。

 架空発注などの発覚で提出が遅れていた2018年12月期第3四半期報告書について、「監査法人と詰めの調整に入り、期限の27日に提出できる見通しが強まった」と26日の深夜に共同通信が報じ、これを受けてきょうは寄り付き段階から買い注文が膨らんで急騰。午前10時10分には会社側が同報告書を関東財務局に提出したことを正式に明らかにし、さらに買い戻しや見直し買いが膨らんだ。10月末に判明した子会社の不適切な販売行為の影響で当初の延長期限だった今月14日にも同報告書を提出できず、同日付で東証および名証で監理銘柄(確認中)に指定され、17日には5950円という安値まで売り込まれていた。最終期限だった本日に間に合い、上場廃止を免れたことで一気に見直し機運が強まった。

 ライオン(4912)が高い。午前10時45分時点で前日比127円(6.0%)高の2245円まで買われ、75日移動平均線(2219円)を上抜いている。前日の取引終了後、香川県坂出市に新たな歯磨き剤工場を建設すると発表しており、これが材料されているようだ。

 ライオンが国内に歯磨き剤工場を新設するのは52年ぶりという。坂出の事業所内に約350億~400億円を投じて建設する。生産能力は年間で歯磨き剤1.3億本(約1万6000トン)。2019年の着工、21年の稼動を目指す。オーラルケア市場は、国内での健康志向の高まりに加え、高品質な日本製品に対する海外からの需要もあり、今後も堅調さが見込めるという。

 ソーシャルゲームの企画・開発を行うアカツキ(3932)が反発。10時30分時点では前日比205円(4.3%)高の4965円付近で推移している。前日の大引け後に配信中のゲーム「ロマンシング サガ リ・ユニバース」が1000万ダウンロードを突破したと発表しており、これをハヤす動きがあるようだ。

 同ゲームは、スクウェア・エニックス(東京都新宿区)と共同開発し今月6日に配信を開始。人気ロールプレイングゲーム「ロマンシング サガ」シリーズの23年ぶりの完全新作となっている。歴代のキャラクターが多数登場し、シリーズの枠を越えたオリジナルストーリーがウリで、この点が人気につながっているようだ。

 1000万ダウンロード達成にあわせ、あす28日からログインボーナスも実施する。

 業務効率化ソフトなどを手がけるサイボウズ(4776)に買いが先行。10時15分時点で前日比52円(8.5%)高の658円となっている。前日の取引後に今2018年12月期業績予想の上方修正などを発表しており、材料視されているもよう。

 今期連結売上高は従来予想比1億~5000万円増額修正し、112億5000万円~113億5000万円とした。営業利益は2億6000万~2億1000万円増額し、11億1000万円~12億1000万円、純利益は1億9000万~1億4000万円の増額で5億9000万円~6億9000万円とした。クラウド事業の売り上げが堅調に推移しているほか、計画していた広告宣伝の一部を実施しなかったことで収益が押し上げられる。

 来期19年12月期業績も開示しており、営業利益は8億3200万円~12億3200万円、純利益は3億7300万円~7億7300万円。配当計画は未定。

 三益半導体工業(8155)が大幅続伸。全般相場の反発も追い風に午前9時52分時点では前日比64円(5.4%)高の1261円となっている。

 当社は信越化学からウエハ研磨加工を受託しており、使用済みウエハの再生事業なども手掛けるが、26日の通常取引終了後に今2019年5月期の第2四半期累計(18年6~11月期)決算を発表。これが好調な内容だったことを評価した買い注文が寄り付き段階から増加した。売上高は470億9600万円(前年同期比39%増)、純利益は20億5000万円(同24%増)だった。半導体事業で300ミリ・ウエハを中心に高水準の生産が継続したという。売上高900億円(前期比21%増)、当期純利益37億円(同21%増)などの通期予想は変えていないが、同利益の進捗率は約55%と高めで、通期の上振れを期待する投資家も増えているようだ。