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Market Overview

 産業廃棄物処理と再生樹脂の製造販売事業を展開している東証マザーズのリファインバース(6531)が4日ぶりに急反発した。朝方から値付かずのまま推移し、午後0時43分現在、制限値幅上限の前日比150円(19.06%)高の937円ストップ高買い気配となっている。 
 10日に、自動車用エアバッグや漁網などの製造工程で大量に排出されるナイロン製廃棄物のリサイクル技術を量産化する技術を確立し、事業化を進めると発表し、買い材料視された。愛知県一宮で遊休している繊維関連工場に1億7000万円を投じ、新たな製造拠点を設けて4月1日から事業開始する。年間10億円程度の売上高を想定している。当社の2019年6月期の売上高予想は26億9600万円で、同設備により売上高が4割近く拡大することになるため、収益拡大を期待した買いが活発化した。

 オートバックスセブン(9832)が強含み。午前10時40分時点では前日比11円(0.6%)高の1844円と買いが先行。前日の取引終了後に発表した12月度の月次売上概況が好感されているもよう。

 12月の国内既存店売上高は前年同月比9.7%増。2カ月ぶりに前年実績を上回った。客数は0.8%増、客単価は8.8%増だった。全国的な冷え込みや降雪に伴うスタッドレスタイヤが好調に推移した。大雪時のチェーン装着が義務化され、チェーンは前年同月比2倍以上の伸びをみせた。

 地理情報システムを活用したソフト開発を行うドーン(2303)が反発。10時30分時点では前日比60円(6.2%)高の1019円付近で推移。9時14分には1064円まで買われ、足元で上値抵抗となっていた25日移動平均線(1037円)を上抜く場面があった。

 前日取引終了後に、今2019年5月期第2四半期累計(18年6~11月)決算を発表。営業損益が前年同期の400万円の赤字から1600万円の黒字に転換。最終損益も200万円の赤字から1200万円の黒字に転換し、材料視されているようだ。自治体向け防災関連クラウドサービスの販売・受注が好調だったという。

 売上高8億8000万円、営業利益1億8000万円などとする通期計画は据え置く。

 溶接装置や接合材料を扱う商社兼メーカーである進和(7607)が急動意。10時20分時点では前日比204円(9.7%)高の2302円まで上伸。商いも膨らみ、売買高は3万4800株と前日1日分(1万2100株)の3倍強に膨らんでいる。

 前日取引終了後に発表した今2019年8月期第1四半期(18年9~11月)決算が好感されているようだ。売上高は前年同期比20.7%増の134億9900万円、営業利益は80.7%増の11億2100万円、純利益は68.8%増の7億1300万円と大幅な増収増益だった。自動車業界の積極的な設備投資を背景に自動車、部品メーカー向け案件の売り上げが増加。米国、中国事業も堅調に推移した。

 通期見通しは据え置いた。

 10日引け後の決算発表を受けて安川電機(6506)は反発。朝方は買い先行で気配値を切り上げ、一時は前日比105円高まで買われたが、一巡後は上値が重く、午前10時2分時点では同16円(0.6%)高の2658円で推移している。

 今2019年2月期の第3四半期累計(18年3~11月期)連結決算は売上高が3613億2000万円、純利益が379億3000万円だった。前期が決算期変更に伴う変則決算のため前年比較はないが、ロボットが堅調だった半面、ACサーボモータを中心にモーションコントロールが伸び悩んだ。これを受けて通期予想を下方修正し、売上高は従来の4980億円から4820億円、当期純利益も470億円から455億円にそれぞれ減額した。ただ、当社の株価は昨年11月29日の直近高値3740円から1月4日の安値2426円まで1カ月あまりで35%も下落しており、今期の下方修正は織り込んでいたという見方が広がっている。

 もっとも、中国向けの受注減少は想定以上という見方もあり、来2020年2月期への不安感が上値を押される展開となっている。